私はサポートエンジニアになりたい

元教師・現開発エンジニアの挑戦

PCの電源を入れたら何が起こるのか

  1. PCの電源スイッチを入れる
  2. マザーボード上のCPUが動き、ROMの中にあるBIOSというプログラムが動く
  3. BIOSがキーボード・HDD・グラフィックボードなどを初期化する(POST(Power-On Self-Test))
  4. ハードディスクからOSを起動するプログラムを取り出してRAM(メインメモリ(主記憶装置(作業用の領域)))にロードする(ブート・ストラップ)
  5. CPUが「メイン・メモリ」からWindowsのプログラム・データの処理命令を<フェッチ>して(=取り出して)、その命令内容をデコードする(解釈する(CPUが理解できる機械語))
  6. CPUがデコードした命令内容を実行していくことで、プログラム(Windows OS)が開始される

OSが立ち上がるまでの処理の流れ

  1. 演算・制御装置である「CPU」が、Windows OSのプログラム・データ(=ソフトウェア)を、「ハード・ディスク」から取得して、作業用の「メイン・メモリ」の上にロード(=展開)する
  2. CPUが「メイン・メモリ」からWindowsのプログラム・データの処理命令をフェッチして(取り出して)、その命令内容をデコードする(解釈する(CPUが理解できる機械語))
  3. CPUがデコードした命令内容を<実行>していくことで、プログラム(=Windows OS)が開始される

https://atmarkit.itmedia.co.jp/fdotnet/dotnetwork/dotnetwork01/dotnetwork01_02.html#runprogram

CPUの基本動作

  • フェッチ
    • メモリから命令を読み込む
  • デコード
    • 読み込んだ内容を解釈する
  • 実行
    • 命令に従って演算を行う

http://www2.kobe-u.ac.jp/~tnishida/course/2012/IS/3.CPU.pdf

メモ

BIOS(バイオス):「Basic Input Output System」の略。パソコンのマザーボードに搭載されており、電源を入れて最初に起動するプログラムです。コンピューター内を初期化し、接続されているディスプレイやキーボードなどの周辺機器を読み込んで利用できる状態に整え、それから外部記憶装置(ストレージ)からOSを実行します。

ブートまたは ブートストラップ:コンピュータの電源を入れてからOSが起動するまでの処理の流れ

ブートローダ:このブート処理を行うソフトウェアのことである。

ROMは「ブート・プログラム」と「ROMローダ・ルーチン」というプログラムが記憶されている。
ブート・プログラム:マザーボード上のチップやメモリ、接続されている周辺装置などを初期化する。
ROMローダ・ルーチン:ディスク装置の先頭セクタを読み込む処理をする。

参考

nobusan.jp

vanilla.xrea.jp

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

http://www.cs.reitaku-u.ac.jp/infosci/os-kiso/os2003/text02-1.pdf

ブートローダー(ブートストラップローダー)とは? - パソコンの選び方と買い方

plaza.rakuten.co.jp